🌕 セーラームーンと学ぶ、月のふしぎな物語
〜お月さまは、どうしていつも見ているの?〜

夜空に輝く満月

まるでお月さまに見守られているような夜──

ねえ、エミリー/h2>

今夜も、まあるいお月さまが空からそっと私たちを見守ってくれているね。 **セーラームーン**、月のプリンセスとして戦う彼女が活躍するあの世界。 でも、現実のお月さまにも、ほんとうにたくさんのふしぎが詰まっているの。 今日は、「**月と地球の物語**」について、いっしょに旅をしてみよう!

【月は地球の「永遠のパートナー」】

地球と月が一緒に写る宇宙空間のイメージ

地球と月は、ずっと一緒のパートナーだよ。

昔むかしから、人間はお月さまにいろんな想像をしてきたの。 日本の昔話『竹取物語』では、かぐや姫が月からやってきて、また月へ帰っていく──。 ロマンチックでちょっぴり切ない、そんなお話もあるね。

でも実はね、**月と地球**って、とても深く結びついた「**相棒**」なの。 まるでセーラームーンとタキシード仮面みたいに、切っても切れない関係なんだよ。

【月の誕生のひみつ】

地球に小惑星が衝突して月が形成されるイメージ

大きな衝突から月が生まれたと考えられているよ。

月がどうやって生まれたか──実は、今でも完全にはわかっていないの。 いろんな学者さんたちが「捕獲説」「親子説」「双子説」などを考えてきたけれど、 いちばん有力なのは「**ジャイアント・インパクト説**」なの。

むかし、火星くらいの大きさの星が地球にぶつかって、そのときのかけらが集まって月が生まれた。 その90%が、たった1か月でできて、1年で現在の位置に落ち着いたんだって。 セーラー戦士たちが力を合わせるように、宇宙のかけらたちがひとつになったんだね。

【地球と月の仲良しさの証明】

月から持ち帰られた岩を調べると、地球ととってもよく似た成分が含まれていたの。 鉄やニッケル、ケイ酸塩──どれも私たちの星とそっくり。

だからこそ、ジャイアント・インパクト説は「もっとも有力」って言われているの。 でもね、それだけじゃまだすべては説明できないこともある。 宇宙には、まだまだナゾがたくさん眠っているんだね。

【月はどこまでもついてくる?】

道を歩く人から遠くに見える月

お散歩中に、お月さまがついてくるように感じるのは目の錯覚だよ。

夜のおさんぽで「**お月さまがついてくる!**」って感じたこと、ある? 実はこれ、「**視差**」っていう目のトリックによるものなんだ。

月までの距離は約38万km。とっても遠いから、私たちが移動しても見える角度がほとんど変わらないの。 まるでセーラームーンがどこまでも見守ってくれているみたいだね。

【なぜ月の裏側は見えないの?】

月の裏側を想像したイラスト

月の裏側は、地球からは見ることができないんだ。

月は地球のまわりをまわるだけじゃなく、自分でもくるくる**自転**しているんだよ。 でも、その「自転」と「**公転**」が、どちらも約27.3日でピッタリなの!

そのせいで、いつも同じ面だけが地球に向いているの。 つまり「**月の裏側**」は、地球からは決して見えない“ひみつの場所”なんだ。 ミステリアスなセーラームーンのように、月にも隠された顔があるんだね。

エミリーを照らす月

お月さまって、やさしくて静かに見えるけれど、 実はとてもダイナミックな歴史を持っているんだね。

地球といっしょに生まれて、ずっとそばで私たちを見守ってくれている月。 今夜も空を見上げたら、セーラームーンのようにやさしいまなざしで、 君のことをそっと照らしてくれているかもしれないよ。

今日の宇宙の神秘 - Astronomy Picture of the Day

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